愛媛大学工学部機能材料工学科 大学院理工学研究科物質生命工学専攻 材料プロセス工学研究室

研究紹介

鉛フリーゼロ光弾性ガラス

近年,大電流及び高周波・直流電流への適用,無電磁誘導,小型・簡素化などの特長を有する,光ファイバ型電流センサを用いた電流計測技術が実用化されています。材料面からみた実用化の鍵は,低光弾性定数(<±0.1 x 10-12 Pa-1)を有する,高濃度(> 50 mol%)に酸化鉛(PbO)を含有したケイ酸塩ガラス系光ファイバ材料の開発にありました。我々は,将来的な環境規制を見据えて,低光弾性鉛フリーリン酸塩ガラスの組成開発を行い,光ファイバ化とその特性評価の研究を実施しています。

鉛フリーゼロ光弾性ガラス

  • 特願2012-031994: 低光弾性ガラスおよびこれを用いた光ファイバ
  • N. Yamamoto, A. Saitoh, H. Takebe, “Zero Photoelastic Zinc Tin Phosphate Glass without Lead Oxide”, Optics Letters, Vol.37, No.20, 4203-4205 (2012).
  • A. Saitoh, S. Anan, H. Takebe, “Thermal properties and crystallization behavior in ZnO-SnO-P2O5 glasses”, Phys. Chem. Glasses: Eur. J. Glass Sci. Technol. B, Vol.54, 177-181 (2013).